2014年9月15日月曜日

かぞくのくに

この映画は、切なかった。
春頃に、この映画のテーマになっている関係の本をよんでいたから、
よけいに心が痛かった。

自由にものごとが言えないということが、人の心をどんなに苦しめ、尊厳をなくしていくか。
住む場所を違えただけで家族さえ立ち入れないものを背負ってしまうなんて。

ものが言えて、個人として考えられることがこんなに幸せなことだなんて。


そして、経験しないとわからないであろう、息子の苦しみを、察しているつもりでわからない父親の言葉が、とても印象的だった。

家族を護る姿にやるせなく、どう考えていけばいいのか言葉が出なくなる映画だった。

新しい家での暮らし

 しばらくぶりの更新です。 9年間住ませていただいた古い家と別れて、春から新しい家での生活が始まりました。 小さな一軒家。築50数年だそうですが、全リフォームしてある家です。 南側には大きなひさしがあり、玄関からは出入りできませんが、キッチン側の大きな窓が地面から低い位置にたまた...