人は他者からしか学べない…最近、本当にそうだと思ったことです。
なぜなら、自分の生活に起こるあらゆることは、その一つ一つが心を揺さぶって、常に当事者目線に立たそうとするばかりだから。いつも冷静になんて、自分の生活のハプニングを捉えることはできないから。
他者の体験を目の前に見させてもらう時、私ならばどうなるのか、予想もつかないことが本当に多いです。
だからなおさら、他人事ではいけないのだと思うこの頃です。物事にいい意味で敏感になりたい、鈍感な自分がわかるだけに、少し焦り気味でもあります。
2019年6月29日土曜日
2019年6月23日日曜日
気づき の後に
あることについて、気づかなかったことに気がつくということは、いつも満たされる気持ちになるわけではないようです。
今回はとても申し訳なく、未熟な私は、自分の気持ちに引き込まれました。
あの時にここまで気がついていれば、何かしようとできたかもしれないのに、と。
気づかない、感じないことは罪なんだと、実感しました。
こうやって、気がつくたびに、自分の不甲斐なさ、非情さに打ちのめされながら、少しでも考えようと努力する心が生まれるのだな、と思います。
何かを感じるところから、考えようとできるのだということも理解できました。
私にできることは、自分を磨き、育てること、本当にそれだけなんだと、今少しだけ低迷しながら、少しずつ普段の飛行位置に戻って進んでいこうと思います。
今回はとても申し訳なく、未熟な私は、自分の気持ちに引き込まれました。
あの時にここまで気がついていれば、何かしようとできたかもしれないのに、と。
気づかない、感じないことは罪なんだと、実感しました。
こうやって、気がつくたびに、自分の不甲斐なさ、非情さに打ちのめされながら、少しでも考えようと努力する心が生まれるのだな、と思います。
何かを感じるところから、考えようとできるのだということも理解できました。
私にできることは、自分を磨き、育てること、本当にそれだけなんだと、今少しだけ低迷しながら、少しずつ普段の飛行位置に戻って進んでいこうと思います。
2019年6月10日月曜日
インビクタス 負けざる者たち
久しぶりに映画のレンタルを探したら、マンデラさんの大統領就任後の実話に基づいた映画がありました。
インビクタス
アパルトヘイトをなくし、大統領になったマンデラさんが、どのように国を大事にしようとしたかが、描かれたものでした。激しくはなかったけれど(ラグビーの試合は激しかったけれど)、それぞれの気持ちが映し出されていて、いい映画でした。
それぞれの心の氷が解けるように、互いの気持ちが通じあったり、理解しようと思いをはせるところがとても良かったです。見入ってしまいました。
マンデラさん役の俳優さん、いくつか映画を見ているけれどとても好きです。
マンデラさんが獄中で勇気付けられたという詩、ここに書き留めておきます。
マンデラさんが獄中にいた30年間、相手のことを知ろうと努力していろんな文学にも触れたということを、映画の中でも話すシーンがあります。ネタ少しバレて今頃ごめんなさい。
インビクタス(Invictus) ウィリアム・アーネスト・ヘンリー』
私を覆う漆黒の夜
鉄格子にひそむ奈落の闇
私はあらゆる神に感謝する
我が魂が征服されぬことを
無惨な状況においてさえ
私はひるみも叫びもしなかった
運命に打ちのめされ
血を流しても
決して屈服はしない
激しい怒りと涙の彼方に
恐ろしい死が浮かび上がる
だが、長きにわたる脅しを受けてなお
私は何ひとつ恐れはしない
門がいかに狭かろうと
いかなる罰に苦しめられようと
私が我が運命の支配者
私が我が魂の指揮官なのだ
最後の二行、そうだよなあ、私も私に屈してはいけないな、と思いました。
自分のことが一番難しいのですけれども。
インビクタス
アパルトヘイトをなくし、大統領になったマンデラさんが、どのように国を大事にしようとしたかが、描かれたものでした。激しくはなかったけれど(ラグビーの試合は激しかったけれど)、それぞれの気持ちが映し出されていて、いい映画でした。
それぞれの心の氷が解けるように、互いの気持ちが通じあったり、理解しようと思いをはせるところがとても良かったです。見入ってしまいました。
マンデラさん役の俳優さん、いくつか映画を見ているけれどとても好きです。
マンデラさんが獄中で勇気付けられたという詩、ここに書き留めておきます。
マンデラさんが獄中にいた30年間、相手のことを知ろうと努力していろんな文学にも触れたということを、映画の中でも話すシーンがあります。ネタ少しバレて今頃ごめんなさい。
インビクタス(Invictus) ウィリアム・アーネスト・ヘンリー』
私を覆う漆黒の夜
鉄格子にひそむ奈落の闇
私はあらゆる神に感謝する
我が魂が征服されぬことを
無惨な状況においてさえ
私はひるみも叫びもしなかった
運命に打ちのめされ
血を流しても
決して屈服はしない
激しい怒りと涙の彼方に
恐ろしい死が浮かび上がる
だが、長きにわたる脅しを受けてなお
私は何ひとつ恐れはしない
門がいかに狭かろうと
いかなる罰に苦しめられようと
私が我が運命の支配者
私が我が魂の指揮官なのだ
最後の二行、そうだよなあ、私も私に屈してはいけないな、と思いました。
自分のことが一番難しいのですけれども。
2019年6月5日水曜日
柑橘とりんごのコンポート
りんごと柑橘系のものを合わせて煮てもらうと超美味しいということを最近発見し、ハマっております。
先日作ってもらったのは、夏みかんとジャズりんごを日本酒で煮たもの。
夏みかんは商店街で手に入れたのですが、えらく酸っぱくて、そのまま生で食べたらむせてしまいました。
ジャズりんごは今の時期でも手ごろに手に入った小ぶりのりんご。ニュージーランド産のようです。これも商店街の八百屋さんでゲット。
りんごは5個を八等分に。今回は皮を剥いてもらいました。
夏みかんは2個使い、薄皮まで向いていただきました。
日本酒を浸るまで入れて、沸騰させてシャトルシェフに15分おいたら再沸騰させて、板ゼラチンを溶かしもらいました。
ゼラチンが溶けたら火を止めてタッパーへ。粗熱をとって冷蔵庫に。
今回は砂糖も何もいれなかったので酸っぱめでしたが、生の夏みかんよりも少し甘めになったように思いました。
たくさん煮たのにすぐに食べきってしまいました。
15分ほどの調理時間だと、りんごの形がそのまま残り、歯ごたえも残ります。
ジャムのようなものがお好きな方は、りんごを小さくきってもらってください。
シャトルシェフがなくても、中火で10分ほど煮れば同じように作れます。
クリームチーズにすごくよく合いました。
市販の甘い豆乳が、種類も多いし手ごろなソースがわりになるかな、と思いついて、いくつか買ってやってみましたが、そんなに合うものは見つけられませんでした。私はヨーグルトがいまいち好きではないのでわかりませんが、好きな方はそれもいいかもしれません。
ゼラチン入れすぎると固くなってしまうので、少なめにしてもらいましたが、今回は少なすぎてゼリーにならず残念でした。
また頻繁に作ってもらおうと思います。おいしいんだもの。
写真がなくて申し訳ないです。写真撮ってもらわないとね。頼み忘れてしまうんです。
先日作ってもらったのは、夏みかんとジャズりんごを日本酒で煮たもの。
夏みかんは商店街で手に入れたのですが、えらく酸っぱくて、そのまま生で食べたらむせてしまいました。
ジャズりんごは今の時期でも手ごろに手に入った小ぶりのりんご。ニュージーランド産のようです。これも商店街の八百屋さんでゲット。
りんごは5個を八等分に。今回は皮を剥いてもらいました。
夏みかんは2個使い、薄皮まで向いていただきました。
日本酒を浸るまで入れて、沸騰させてシャトルシェフに15分おいたら再沸騰させて、板ゼラチンを溶かしもらいました。
ゼラチンが溶けたら火を止めてタッパーへ。粗熱をとって冷蔵庫に。
今回は砂糖も何もいれなかったので酸っぱめでしたが、生の夏みかんよりも少し甘めになったように思いました。
たくさん煮たのにすぐに食べきってしまいました。
15分ほどの調理時間だと、りんごの形がそのまま残り、歯ごたえも残ります。
ジャムのようなものがお好きな方は、りんごを小さくきってもらってください。
シャトルシェフがなくても、中火で10分ほど煮れば同じように作れます。
クリームチーズにすごくよく合いました。
市販の甘い豆乳が、種類も多いし手ごろなソースがわりになるかな、と思いついて、いくつか買ってやってみましたが、そんなに合うものは見つけられませんでした。私はヨーグルトがいまいち好きではないのでわかりませんが、好きな方はそれもいいかもしれません。
ゼラチン入れすぎると固くなってしまうので、少なめにしてもらいましたが、今回は少なすぎてゼリーにならず残念でした。
また頻繁に作ってもらおうと思います。おいしいんだもの。
写真がなくて申し訳ないです。写真撮ってもらわないとね。頼み忘れてしまうんです。
2019年6月4日火曜日
憧れる人物像
あまり人に憧れることはなかったのですが、ようやく最近、あ、この人たちとても惹かれる、という人物像がわかってきました。
まず、フランス革命時に死刑執行人だった、シャルル=アンリ・サンソン
死刑執行人が好き、というのも書いてみると少し変ですが、生き方に心が動かされるのです。
自分の運命から逃げず、そこで人道的に人に尽くそうと努力をした人。
職業柄、医学の道は長けていた人ですが、環境的には家柄のせいでひどく差別を受け、生涯苦しんだ人でもあります。
それから、レミゼラブルに出てくる登場人物、主人公のジャン・バルジャンと、フォンテーヌ、エポリーヌに憧れます。
3人ともフィクションの中の人たちですが、
ジャン・バルジャンはいつも自分が何者であるかを問いかけ、運命に立ち向かいながら愛のある道を選ぼうと努力した人、
フォンテーヌは、体を壊してしまうほどの不遇に見舞われながら、最後まで我が子を愛した人、
エポリーヌは、報われない愛に苦しみながらも、自分への誇りを忘れずに卑屈にならず生き方を選んだ人、
というところにとてもとても惹かれるのです。
どんな境遇にあっても自分の人生において最良のことを考えて生きる、そのようなところがこれらの人物の共通点であり、私の生き方の目標なのだと思います。
レミゼの舞台はとても好きです。映画も音楽も。
まず、フランス革命時に死刑執行人だった、シャルル=アンリ・サンソン
死刑執行人が好き、というのも書いてみると少し変ですが、生き方に心が動かされるのです。
自分の運命から逃げず、そこで人道的に人に尽くそうと努力をした人。
職業柄、医学の道は長けていた人ですが、環境的には家柄のせいでひどく差別を受け、生涯苦しんだ人でもあります。
それから、レミゼラブルに出てくる登場人物、主人公のジャン・バルジャンと、フォンテーヌ、エポリーヌに憧れます。
3人ともフィクションの中の人たちですが、
ジャン・バルジャンはいつも自分が何者であるかを問いかけ、運命に立ち向かいながら愛のある道を選ぼうと努力した人、
フォンテーヌは、体を壊してしまうほどの不遇に見舞われながら、最後まで我が子を愛した人、
エポリーヌは、報われない愛に苦しみながらも、自分への誇りを忘れずに卑屈にならず生き方を選んだ人、
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こんにちは、久方ぶりの投稿です。 年も明けて今日は立春。すっかりブログはサボってしまいました。 近況ですが、 東京大学のREDDY での連載が最終回を迎えました。 無事に10回掲載していただけたことを、心から感謝いたします。 連載記事は下記にまとめてみました。興味を持っていただ...