いつもこの時間は私にとって貴重な時間ですが、今回も忘れられないことがあったので、このブログに記録しておこうと思います。
今回は、今までもなんどもやってきた、第4チャクラをみることになりました。
なんとなく最近、じぶんの心が傲慢になったようで落ち着かなく、特に胸のあたりに気持ち悪さを感じていたからです。
セッションの内容なので、少し気分の悪くなる表現を感じることがあるかも知れません。
前世はいい思い出ばかりではないので、ご了承ください。
最初はモヤがかかったように黒くてよく見えなかったのですが、もやをきれいにすいとると、石畳の道と、石造りの街並みが見えました。
人はいなくて、静かな街並み。ヒーリングサロンの師の提案によって近くの家に入ってみると、そこは血の海。服が広がっていて黒くなった人が亡くなっています。
部屋は乱れた様子もなく、何かを盗まれた形跡もありません。
その家を出て、他の家に入ってみました。
そこには、高齢の女性がご飯の支度をしていました。
私自身はこのかたとつながりがあるのかどうかわからなかったので、そのかたに私のことを知っているか聞いてみました。
彼女は、知っていると答えました。
うちの息子を殺した人だ、とおっしゃったのです。
でもその顔は、穏やかに見えました。
そのころの自分を探してみなさい、と、師のアドバイスがあり、私はその頃の自分に会いに行きました。
その頃の自分は男性でした。そしてその国の兵士でした。
利き手には刀を持ち、血で手は汚れていました。
彼の仕事は、ペストにかかったこの街の人たちを、殺すことでした。
もし彼が引き受けなかったら、彼の後輩が引き受けなくてはならなくなる仕事でもありました。
この頃は伝染病に対する知識もまだなく、ペストのように人々をしに追いやる病が流行ると、その街ごと消滅させる方法が取られていたようです。
まだ調べていないので歴史的なことは不明ですが、あとでググってみようと思っています。
その役をやらなければならなかった、彼はとても辛かったようです。
その街は彼の故郷でした。小さい頃の彼を、街の人たちはみんな知っていました。
彼は役目を終えると、一人森の奥に行き、誰とも合わず、結婚もせず、森の中で一人で天寿を全うして死にました。
人生の意味を見失い、絶望の中で死を迎えたのでした。
この人生で学びたかったのはなんなのか聞いてみなさいと師からアドバイスがあったのですが、彼も私も感情が昂ってしまい、うまく話せません。
そこで、彼のガイドさんに聴いてみることになりました。
「どんなに最悪な事態になっても、できることがある」
なにか私は、すごく納得しました。彼の人生は最悪でしたが、まだできることがあったのにやりませんでした。彼はこの人生では、重要なことに気がつけず、学べなかったのです。
そのことはその後の人生に、影を落としました。
私は、師のアドバイスのもと、亡くなった人たちを弔い、祈ることを彼に提案しました。
彼と一緒に、一本一本小さな棒を地面にたてて、祈りました。
彼は私に、一人一人がどんな人だったか、どのような思い出があるのか、全て話してくれました。彼は全て覚えていました。街の人たちを大切に思っていたのです。
棒を立て終わった後、師が私に言いました。
その棒全てに、火を灯します。なくなったひとたち全員と会えますよ
火が灯ると、亡くなった人たちがみんな彼に会いに来ました。
誰も彼を恨んではいなかったのです。
私は思わず嗚咽しました。
「彼はそれが仕事だった。街の人はみんな知っていた。何も知らない人よりも、知っている人に手にかけられたことに、街の人は良かったと思っている。だれも怒っていないでしょう。」
彼は街の人たちと、行くべきところに行きました。
この出来事は私の心の中にあった深い傷。今の日常の中で思い出すことになったのか、手離す時期だったのか、定かではありません。
でも、今回の経験ができたことで、人は成長していくものだということを、実感できたのは収穫でした。
明らかに古い時代の過去生とは、考え方も今の私に似ていたところが多かったのです。
何より、聞く耳のあるまともな人でホッとしました(今までの過去生の自分がどんなに酷かったか汗汗汗このブログにかけない汗汗)。
同時に、今の自分の課題もみえました。
あと一歩のセンスがない、踏み出せない、少し視点を変えてできることを探せない。
過去の自分もそうでした。自身の絶望にはまって、今みんなのためにできること、本当にやりたいと思うことができずにいました。
今回は、やりたいことをやっていこうと思いました。わからなくなったら周りに話し、ヒントをもらおうと思いました。
もっと周りを信頼して生きようと思えました。
思い出すと涙がまだ出てきます。良い時間に感謝。
そして私の日常には早速お試しの出来事が来ています。
世界も日本も身近なことにもいろんなことが起きていますが、出来ることはきっとあるはず、今はそう心から思います。