2020年9月28日月曜日

ご縁と、過去生と

 思えば、前回の更新から一ヶ月経ってしまいました。

おかげさまで体調良く、日々を暮らすことができています。


この一ヶ月、心の隅にあったことを、書いておこうと思います。


身内との縁をふたたびたどる機会を作りました。

きっかけは、8月の個人セッション。
身近な人との、過去生の接点を辿ることになりました。


レイキヒーリングを習ってから、私は時折家族のヒーリングをさせていただいています。

ヒーリングという行為は、本来、本人の許可がなければ絶対にしてはいけないものです。ヒーリングはあくまで「させていただくもの」であり、本人がやりたいと思って初めて成り立つものだからです。
やってあげたいから、必要だと思うから、など、こちら側の勝手な思いでしてはいけないのです。

本人にとっては今の状態がベストなのかも知れないし、やってあげたいと思うことがこちら側の傲慢な気持ちかも知れません。大きなお世話と言うことになってしまいます。

また、許可を取らずにしてしまうと、なんらかのカルマになるそうです。


ただ、家族は、本人の許可を取らずにできるそうなのです。

父、母、兄弟姉妹、娘・息子、そして夫。

私の場合は、子供や夫はいないので、それ以外の家族という括りになります。

肉親のご縁は切れることはないので、ヒーリングも可能のようです。


家族のヒーリングといっても、始めると大抵は寝てしまいます。
なので、レイキエネルギーを送ることぐらいしかできません。


先月、日常の出来事がきっかけで、家族の一人との関係性を、個人セッションの場で振り返る機会を得ました。

二人の人生に接点があった、出来事を知る時間でした。


一つは、私がエセ坊主だった時代。どこかで手に入れた怪しい民間療法の本の内容を鵜呑みにして、見よう見まねで人さまにアドバイスをしていたらしく、その行動が原因で多くの人が迷惑を被っていたようです。
家族の一人はその被害者で、家族を亡くしていました。

もう一つは、ルーマニアの古い時代のことです。
この時代の私は男性で、脊椎カリエスのような障がいがあるようでした。
当時雇われていた主人の指示で、子供達を集めていたようです。

家族の一人はそのときに子どもを失った犠牲者でした。


たくさんの過去を振り返ってきたここ10年ほどでしたが、今回知った過去生については、とても心に残りました。

子供達の姿が、脳裏に焼き付いたからです。

本当に申し訳ない思いでした。


そのことを踏まえて、家族と私の遠隔ヒーリングを依頼したのです。


ヒーリングの結果を毎回読ませていただいたとき(遠隔なので、施術後どうだったか、後日メールが届きます。)、

それぞれの人生があるのだなあ、と、しみじみ思いました。


確かに、私との過去生の出会いは、よくないものばかりで、客観的にみられないものばかりでした。

でも、過去生というものはものすごくたくさんあり、それぞれがそれぞれの課題を持って今の人生があるということを実感したのです。

そして、障害ある私の人生は、今の家族に与えるものがちゃんとあったということも理解しました。

私たちはこの人生で家族になって、

切れないご縁の中で、学び合っている、そう思いました。

そして、人生の課題はそれぞれのものであるから、それぞれが気がついていけばいいことで、

私だけが、過去生があるからと、全てのことを背負おうとしなくていいということも理解しました。

ヒーリングの世界は、サイキカル界(感情の世界)なので、その人の本当の気持ちが伝わってくることもあります。

家族から私への問いは、

「人生、楽しんでる?」「自分を慈しんでる?」というものだったそうです。

さあ、どうなのでしょう。どうなのかなあ。

今はただ、このコロナの世界を感じて生きようと思っています。










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