2019年6月4日火曜日

憧れる人物像

あまり人に憧れることはなかったのですが、ようやく最近、あ、この人たちとても惹かれる、という人物像がわかってきました。

まず、フランス革命時に死刑執行人だった、シャルル=アンリ・サンソン

死刑執行人が好き、というのも書いてみると少し変ですが、生き方に心が動かされるのです。

自分の運命から逃げず、そこで人道的に人に尽くそうと努力をした人。
職業柄、医学の道は長けていた人ですが、環境的には家柄のせいでひどく差別を受け、生涯苦しんだ人でもあります。

それから、レミゼラブルに出てくる登場人物、主人公のジャン・バルジャンと、フォンテーヌ、エポリーヌに憧れます。

3人ともフィクションの中の人たちですが、
ジャン・バルジャンはいつも自分が何者であるかを問いかけ、運命に立ち向かいながら愛のある道を選ぼうと努力した人、
フォンテーヌは、体を壊してしまうほどの不遇に見舞われながら、最後まで我が子を愛した人、
エポリーヌは、報われない愛に苦しみながらも、自分への誇りを忘れずに卑屈にならず生き方を選んだ人、
というところにとてもとても惹かれるのです。

どんな境遇にあっても自分の人生において最良のことを考えて生きる、そのようなところがこれらの人物の共通点であり、私の生き方の目標なのだと思います。

レミゼの舞台はとても好きです。映画も音楽も。

新しい家での暮らし

 しばらくぶりの更新です。 9年間住ませていただいた古い家と別れて、春から新しい家での生活が始まりました。 小さな一軒家。築50数年だそうですが、全リフォームしてある家です。 南側には大きなひさしがあり、玄関からは出入りできませんが、キッチン側の大きな窓が地面から低い位置にたまた...