2018年10月14日日曜日

矢印がどちらに向いているか

昨夜の会話から、考えたことを記しておこうと思います。

その前に、私はとても自己中な人間で、自分目線の視点しか持てていませんでした。今も改善されたとは言いがたく、慢性的な悩みの一つではあります。

ヒーリングを行う者は、他者目線を持てるようにならないといけないからです。
自己中を卒業する必要があるのです。

昨夜は、人のために行う仕事について話しました。

例えば、私は障害者支援を主軸に置く障害当事者団体で仕事をしていましたが、自分には他者を支援するまでの器がないことがわかり、退職しました。
その思いはやはり間違えてはいなかったと思う出来事が最近あり、自分の器の小ささを自覚しております。
感情的になる部分や、自分を正当化する癖、人に自分の考えを押し付けようとすることは、油断をするとすぐ出てくるのだと感じたのです。

誰かを支援するということは、他者目線が必要で、私のように自分だけしか見えていない人間には向いていないことなのだと、自分では思っているのです。
でも、そのような仕事につけたことで、自分への疑問や認識が高まり、少しでも成長しようと思えるようになったので、仕事につけたことがありがたく、大変だった中で一緒に働いてくださった方々に今の私は感謝しています。

人の目線になかなか立てない私が、人を支援する仕事についたことを考えながら、「他者のためにする仕事」について話していくと、こんな言葉をもらいました。

「仕事というのは全て人のためにするもので、それを自分がどのぐらい自覚できるかだと思うよ。どんな仕事であっても、人のためを思ってすることでそこに喜びがあるんだ。」
改めて言葉として聞くと、そうだな、と納得するものです。
「自分に矢印が向いていると、その喜びまで到達しない。考えているつもりでそうではないし、お金や生活のことが実はとても大事だったりする。ゆっくり一歩ずつ成長して、本当の喜びにたどり着くんだけれども」

そしてこの日の結論は、誰かを支援する仕事は、誰かのために何かをするという具体的な仕事でもあるから、本来の労働の目的が見えやすいということでした。
それでも、自分に矢印が向いていることが多いかも…。私はそうでした。いい人と見られたかった人間だから。

そういうことなんだ、と変に納得して眠りました。

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