2017年1月3日火曜日

この世界の片隅に

昨年から公開されている、漫画が原作の、広島が舞台の映画。新聞の記事がとても良くて、みたいと思っていました。

観終わった後、しばらく涙が止まらず、声も出ませんでした。ただそこにいて、心が落ち着くまでじっとしていたかった、じっとして、この2時間の出来事を、観て来たことを、自分の記憶としてがっちりと心に残したかった、そう感じる映画でした。

戦争前の、原爆ドームと呼ばれる前の建物、息づく商店、人々の暮らしが感じられること、広島から呉にお嫁に行った女性の目線からその世界を一緒に体験していく感覚のあること、その感覚は私には斬新で、心に刻み込まれるものでした。
アニメの画風がとても優しく、のんさんの声がみごとに主人公の深みを出していたのも印象的でした。

戦争は暴力でしかなく、人が人を殺していくことでしかないと、人々はいつも傷つきながらも、何か大事なものを失いながらも、力強く生きていたんだと、映画は語っていました。
ひとつ一つの出来事にはっとしながら、自分の世界はなんて狭いのだろうと思いました。生きることをいつも真剣にしなければと思いました。

同時に日本のアニメの表現力の確かさには本当に感動しました。アニメだからこそ描けたリアリティ、アニメだからこそ向き合えた様々な視覚的事実の表現力を感じました。

この映画はクラウド・ファンティングで資金を集めて作られたものだそうです。最後に資金を出された方々の名前をみながら、多くの方が関わった映画なんだとじんと来ました。

こんなに心に残っているのは、主人公一人分の人生観が描かれているからだと思います。
人が100人いれば、100通りの思いがあり、感情があり、人生がある。それが心に強烈に響いたのだと思います。

一本の映画で世界観が変わることがあります。私の今日観たことは日本が体験した戦争体験の一部でしかないけれど、本当に観に行けてよかったと思っています。。

今朝の夢

久しぶりに夢を見ました。あまりきれいな夢ではなくて、あしからず。 出かけ先で、トイレに行きたくなったので、電気屋さんのようなイベント会場のような建物に入りました。中はとても広くて活気がありました。 昔の車椅子用トイレがあったので、使わせてもらおうと思ったら、手すりの位置もめ...