哲学の講義が終わりました。
今回は難しかったです。やはり哲学は、腰をすえてやらないと理解が出来ません。
私がわかるようになるまでには、まだまだものすごく時間がかかりそうです。
授業のあとにリアクションペーパーを書くのですが、
私は物理的な問題で、その場でうまくかけないので、あとから先生宛にメールしています。
この先生の講義は、毎回このリアクションペーパーをもとに授業が始まるので、そこが好きなのです。
質問に対する疑問や、先生の考え方をお聞きすることができますから。
もちろん、初めて哲学の授業を受けたときは刺激的でした。3回目なので、慣れました。
ちなみに、メールでリアクションペーパーを書くので、私はその場では紙をもらいません。
先生は、私の分は枚数からはずして学生に配ります。
今回私の席は一番後ろだったため、私は紙を回して下さる前列の学生さんに、私の分がないことを毎回説明する必要がありました。
このちょっとしたことが、うまく行きませんでした。
最終日。机に座れず最後列で椅子で授業を受けていた女性が、私が差し出したリアクションペーパーをうけとることを戸惑いました。
この紙が、私の分ではなく、彼女の分だと言うことが伝わらなかったのでした。
説明を何度もしたのですが、小さな声だったこともあり、うまく伝えることが出来なかったんだろうと思います。
私のまわりにいた数人の方々も、ことの次第は理解できませんでした。
私は、何度かトライしましたが、伝えることを諦めることにしました。気分は悪かったけれど、授業中です。
と先生が、
「村山さんの分は枚数から抜いてあるので、ちょうどなはずです」
それまでの態度が変わって、リアクションペーパーは無事にその方のもとに届きました。
ここで私が、にっこり笑ってお辞儀が出来るようになったら、大人なんだけれど。
口から出ちゃいました。
「だから言ったでしょう」
だめですね。
これを言うとますます怖がられちゃう。
大人になるのは、私にとっては至難でございます。
ところで、教室は三人掛けの机と椅子。三人掛けだとたいていまん中の席にはみなさん座りません。
両端から埋まっていきます。
そしてあとからいらした方の数人は、まん中の席に座ると言うことも出来ません。
空いている席の端の人に声をかけて座る方ももちろんいらっしゃいますが、数人は遠慮して机のない最後列で授業を受けていました。
そんな中での一コマでした。
私はどんな態度を取ればよかったのか。
やっぱりにっこり笑ってお辞儀かな。
それか、相手のほうをみない(場が悪いでしょうから)。でも無視するみたいで…。
どうしたらよかったんだろうな
まずは、口を慎みます。