2014年12月25日木曜日

自閉症の僕が跳びはねる理由

7年前に出版された本が、海外で話題になっているそうです。
NHKで放送されたものを先日あるところで観させていただき、購入しました。

番組で衝撃を受けたのは、この作家が率直にわかりやすく自分の障がいを語り、ひとつひとつの会話を自分のものとして見詰めている姿勢でした。

そしてもっと知りたくなりました。

「話せるということは、声が出せるということではありません。みんなは、そのことをちゃんと分かっていないように思います。
言葉を話せるようになりさえすれば、自分の気持ちを相手に伝えられると思い込んでいませんか? その思い込みのために、僕らはますます自分を閉じ込めてしまっているのです。         【東田直樹 自閉症の僕が跳びはねる理由 エスコアールから抜粋】

この一節は、話す基本について、私に大切なことを教えてくれています。
言葉をいくら知っていても、相手にきちんと物事を伝えるのはとても難しく、毎日の苦労が必要です。
障がいの有無に関わらず、ものごとは簡単なことではないんだよ、とさとされたような気持ちがしました。

私は、自分の中に、偏見がまだ大きくあったことに気がつきました。
私自身が障がい者で、しかも本を出版している身でありながら、本にレッテルを貼り、遠ざけようとしていたことです。

いい本はいい。変な本は変。
一冊一冊きちんと読み、自分の感性をみがこうと思いました。

そして、無限の可能性を示して下さったこの本を、大切にしたいと思います。


全は一、一は全

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