2020年6月25日木曜日

恵まれていた世界の思い出たち

ここ数ヶ月の間、感じていたことを、書いておこうと思います。

ああ、今まで本当に、恵まれた、人生だったんだなあという実感でした。

私の日常は、多くの人たちに支えられながら、望んだことをなんでもできる状態になっていました。

ある時期から私は、経済活動を諦めボランティア活動を選びましたが、自分の選んだ活動ができる、相手側に受け入れられる環境に生きていました。

教育を受けたいと思えば受けられました。興味あるワークショップに、夜も出かけようと思えば行ける環境でした。

運動も毎週行えました。そこにはちゃんとサポートしてくださる人が待っていてくれました。

映画も演劇も、美術館も、望めばいつも叶いました。

ご飯を一緒に食べてくれる人が、必ず月に何回かはいてくれました。
女子会もウチ飲みも、話に乗って楽しんでくれる人たちがいました。

どんな人でも、多少の制限はあります。私は私の現実があり、制限や制約もありましたが、その中で確実に寄り添って目線を合わせてくれる人がいて、隣に座り続けてくれる人たちがいました。
理解しようとしてくれる人がいました。

その中で私は、いろんな刺激をもらって、経験を積むことができました。

なんて恵まれた世界に住んでいたのだろう、本当にそう感じます。

経験ができたということ、悩んだ形跡を持てたということ、やりたいことができたという思いは、私の中で消えることのない記憶です。体のどこかでいつも忘れない一人分の歴史です。

一人ではできなかったことでした。
ほんとうに、ほんとうに。

出会ったたくさんのみなさん、今も私に関わろうとしてくださる皆さん、
私が身を置いていた環境の全てに感謝の気持ちが止みません。

ほんとうにありがとうございます。

このたくさんの思い出を味わいながら、新しい世界に生きていくのだと、感じています。

戻らない時の中で、一日一日を大切に歩いていこうと思います。


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