stay homeの月末、映画を一気見しました。
幸せなひとりぼっち
なんだか不器用な主人公でした。
一辺倒で、ルールに忠実で、偏屈と受け止められがちな人。
外国から来た隣人との関係を通して、彼の誠実さ、人の良さがすこしずつ周りにわかってきます。
いや、実は周りの人は彼をよく理解していて、知らなかったのは映画を見ている私だったのかもと、途中から思いました。
まさか後半に、私の人生のあり方にかぶるエピソードが出てくるとは思いませんでした。
観終わった後は、なんだか暖かくなりました。
ああみんな、理解していたんだなあって。
ホームレス ニューヨークと寝た男
これはニューヨークのマンションの屋上で暮らすカメラマンの物語というか、ドキュメンタリーでした。
すごい生き方だなあと思いました。
家を失ったことを楽しんでいるようにも見えましたが、最後は弱音が出たり、観ていて、自由な発想で人生を謳歌しているようにも見えたし、哀しくもみえました。
奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ
勉強の苦手なフランスの高校生たちが、自国にあったユダヤ人の収容所、ナチスの歴史について学んでいきます。
高校生たちそれぞれの偏見や差別、暴力に脅かされている日常が垣間みられて、
切なかったりします。また、他宗教に対する拒絶感もところどころ社会派的に映し出されます。
先生を真の職だと感じている人の目線というのは、生徒と違う目線なんだということを、感じることができた映画でした。
南極料理人
これは邦画です。そしてコミカル。単純にリラックスできます。あまりシリアスなことはありません。なんだか楽しみました。本を読んでなかったので、すこし想定外でした。
オリーブの樹は呼んでいる
これはスペインの、お爺さん思いの孫のはっちゃけた物語。なんだか見るのがしんどくてあまり真剣に観ませんでした。家族の話です。機会があったらもう一度ちゃんと飛ばさずにみようと思います。
ただ、家族は大変なんだよ、的なセリフを言った叔父さんの表情に、妙に共感してしまいました。