今月は木曜日の予定がないので、映画をみてきました。
ムーンライト
http://moonlight-movie.jp/index.html
感じたことは、
どうにもならないほどの気持ちを抱きながら生きて行くことの辛さが伝わってきたのと、
最後のシーンを見終わって、少しでも救われてほしいと、見終わった自分が思っていたこと。
自分を見つけて行くことは本当に困難なんだということ。
闇の部分はとても引力が強くて、引っ張られてしまうということを表しているような
気がしました。闇に勝って行くということはどういうことなんだろうと。自分ではどうにもならないように思える環境の中で、闇に勝つということはどういうことだろうと思ったのです。
自分が誰かに確かめたいと思う時期には確かめられるような人はいなくて、それでもその存在を求めてしまうのが若い心なのか、弱い部分なのか。映画を見ながら、切なくて言い知れなく怖くて、すこし目を伏せていた部分があったように思います。
「あなたが愛を必要としていたときに、私はあなたに愛を与えなかった。だから私を愛さなくてもいい。でも私はあなたを愛している。そのことだけは知っておいてちょうだい」
映画のストーリーよりも、今なぜかこの言葉を覚えています。