2015年9月9日水曜日

草原の椅子

2013年につくられた邦画。

邦画の、静かな展開と抑えた表現はとてもすきだ。
この映画は何も情報なく見たぶん、すっと心に入ってきた。

何も特別激しいシーンはないのだけれど、子どもの底知れない悲しみと、おとなたちのまよいや未来への怖さみたいなものが伝わってきて、なんかいい映画だったなあと思う。
激しい映画もいいけれど、観る人にイメージを創造させるようなこういうものも好き。

メインキャストも素敵だったけれど、小池栄子さんの異常な感じの登場人物も印象的だった。
的外れで、話がかみ合わなくて、本人はそれで正しいと思っている、そんな人。
なんだか、他人事ではなかった。そう思えるのも邦画の良さかもしれない。

新しい家での暮らし

 しばらくぶりの更新です。 9年間住ませていただいた古い家と別れて、春から新しい家での生活が始まりました。 小さな一軒家。築50数年だそうですが、全リフォームしてある家です。 南側には大きなひさしがあり、玄関からは出入りできませんが、キッチン側の大きな窓が地面から低い位置にたまた...