2017年9月4日月曜日

幼な子、われらに生まれ

重松清氏原作の映画、観てきました。
8月26日公開なのに、近くの映画館はもう、1日一回しかやっていないなんて、予想外。早く行かないと公開が終わっちゃうと思って、行っちゃいました。

登場人物は、離婚した奥さんのところに娘が一人いる主人公と、暴力的な夫と離婚した、二人の娘がいる女性がけっけんしてから数年経って、双方の長女が小学6年生になった時(主人公が再婚して数年経った時)、奥さんが妊娠します。

静かで激しく、デリケートで情の深い映画だったと思います。
重松さんの小説、映画を見てから読もうと思っていました。
また、感じ方がきっと違う。そう思います。

子供たちの、感受性の表現と、主人公の向き合い方が、染み込むように伝わってくるものでした。
「誰も私の気持ちを聞いてくれなかった、なぜそうしたの、と理由はたくさん聞いてくるけれど、どんな気持ちだったかなんて、誰も聞いてくれなかった」
このセリフに、ハッとしました。

人の心の動きが痛くて、苦しくて、愛おしく感じました。

後から思い起こすと何度でもセリフが思い浮かんだりします。

小説を読んだらまた付け足します。


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