2018年7月9日月曜日

障害のある人生

今日、ある方と自立についてのお話になりました。
先日ここに書いた内容のことを話したんだけれど…

以前からお付き合いのある彼女は、本に残して欲しいと言います。

私も書けるものならかきたいけれど、

どうやって書いていいかわからないというか、イメージがわかないというか、

本当に書きたいことがないように思っているものだから、始末が悪いんです。

あれこれ考えていくうちに、怖さがあることを発見しました。

自立についての気持ちを書くことで、障害を持つ知人はどう思うのだろう。
介助に対する考えや、仕事について、考えを書くということは、もしかしたら、人の心を逆なですることなのかもしれない。
かつて私が何も知らないでいろいろ書いたことで気を悪くした人がいたかもしれない中、私は自分を表すことができるだろうか。

かつて書いた処女作「あんドーナツ」は、きっとあの内容は家族に知って欲しかったんだと思います。
伝えたかったことを読んでもらえたら、何かが変わるかもしれないと思ったんだと感じています。

期待はしても叶わないもの。その頃の私は、メチャクチャに理解してもらいたかったんだと思います。
理解は求めるものではなくて、こちら側がするものなのに。そこがわからなかつたのです。

障害があることで経験し得たこと。書いてみたい気もするけれど、私的なメモでもいいような気がするし、それでも書き始めることに意義があるということなのかしら。
もし生まれ変わって次の人生があるなら、その人が読めるように残すつもりで書いてみようかしら。

どうやって書こう…書きたいのかしら、どうなんだろう。


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