縁あって、「昨日何食べた?」の映画を、二回観てきました。
自分に投影するものがあって、観た後はほっこりする反面、少ししんみりします。
ケンジやシロさんのおかれている境遇や、疎外感などが、他人事ではないなあと思うのです。
だからこそ、シロさんのケンジを思う気持ちが、痛いほど温かく感じるのです。
この映画を観た後は、自分の家族観について考えます。
やはり、私の感覚は、人と違うのかもしれません。
私の自主性は、地域の中に暮らすことで護られ、生かされているなあと思います。
誰か一人に依存する生活は、私の生活ではありません。
でも、私の体には障害があり、毎日誰かの手を借りることで日々が成り立ちます。
私の自主性は、少しずつ手を貸してくれる人の中で成り立っているのです。
少しずつの依存で成り立っているのです。
この環境を奪われた時、私の精神はきっと死んでしまうでしょう。
今日突然、そう感じました。
だから、私は自分の生き方も大事にする必要があります。
昔は、そこをわかってほしい人たちがいました。
今は、わからなくて良いから、わかっているふりをしないでほしいと思っています。