2021年11月30日火曜日

「昨日何食べた?」の家族観と似ているもの

 縁あって、「昨日何食べた?」の映画を、二回観てきました。

自分に投影するものがあって、観た後はほっこりする反面、少ししんみりします。

ケンジやシロさんのおかれている境遇や、疎外感などが、他人事ではないなあと思うのです。

だからこそ、シロさんのケンジを思う気持ちが、痛いほど温かく感じるのです。


この映画を観た後は、自分の家族観について考えます。

やはり、私の感覚は、人と違うのかもしれません。


私の自主性は、地域の中に暮らすことで護られ、生かされているなあと思います。

誰か一人に依存する生活は、私の生活ではありません。

でも、私の体には障害があり、毎日誰かの手を借りることで日々が成り立ちます。

私の自主性は、少しずつ手を貸してくれる人の中で成り立っているのです。

少しずつの依存で成り立っているのです。


この環境を奪われた時、私の精神はきっと死んでしまうでしょう。

今日突然、そう感じました。


だから、私は自分の生き方も大事にする必要があります。


昔は、そこをわかってほしい人たちがいました。

今は、わからなくて良いから、わかっているふりをしないでほしいと思っています。


新しい家での暮らし

 しばらくぶりの更新です。 9年間住ませていただいた古い家と別れて、春から新しい家での生活が始まりました。 小さな一軒家。築50数年だそうですが、全リフォームしてある家です。 南側には大きなひさしがあり、玄関からは出入りできませんが、キッチン側の大きな窓が地面から低い位置にたまた...