神渡良平氏の本「一隅を照らす」を読みました。
安岡正篤という人のことをもっと知りたくて図書検索をしていた時に出会った本です。
読み終わった後に感じたのは、著名な方々も道に迷うことが多々あり、そんな時には指針になる方を探し当てて、その教えや考え方を享受してもらう時間を必ずとるという事実でした。
人は迷うのだと思いました。どんなに成功したと思われる人でも、人は迷い、尊敬できるしを探し、その言葉に何かを気づき、前に進むのだと。
教えを請う心、その教えに自分の考えを照らし合わせ、何か大事なことに気づいていくというプロセスは、自分を省みる力が備わっていないとできないことなのかもしれないと感じました。
私が師の元に通い続けることは、自然なことなのだと、この本を読むことで教わりました。
自分を振り返ることができる人でありたいと思い、そして、なかなかそれができていない時に、言いにくいことを伝えてくださる人を、大事にする人生を送っていきたいと思います。