2015年9月9日水曜日

ソフォン(願い)

韓国映画はとてもわかりやすい。

この映画はとても観るのがきつい。何も隠さずというか、邦画にはない表現であらわしてあるところを感じるから。
実際にあった事件が元になっている。

包み隠さず見せてくれるぶん、鈍感な私にも理解しやすいし、何か酷なのかがとてもよくわかる。
観てよかったと思う。
そしてよくわかったぶん、観るのがとても辛かった。健気な女の子も、二度と治らない障害も、父親の切ない努力も、犯人の冷酷で自己中な行動も。
女の子が受けてしまったその事実も。
世の中にそんな経験をしてしまう子どもも大人も大勢いるという現実も。
その事実の数だけ加害者がいて、何にも悪いと感じずに生きていたりするということも。


アメリカン・スナイパー

実在の人物をモデルにした映画。

戦争体験がその人にどれだけの深い傷を残すか、感覚を異常にするかを観せてくれる。

仕事で人を殺さなくてはならないということ、それを正義と位置付ける無茶苦茶さというか、心に傷を負うということがどれだけの感情を感じなくさせるか、こくこくと見ることができた。
時々真剣に見られなくて、少し逃げた私。
いつかもう一度観なくてはいけないかな。


救いたい

東日本大震災後の東北を舞台にしたもの。

最後の、お祭りが復活して、お神輿が通っていくその道に、地元の方がご家族のお写真を持って出演されている。

このシーンがとても印象に残った。

6歳の僕がおとなになるまで

12年間、キャストを変えないで、撮り続けた映画。
前から観たいと思っていた。

生活していくことを映画にしてしまうなんて、面白いなと思う。特別トラブルに巻き込まれるとかそういうものでなく、父親と母親と姉と主人公の男の子が、それぞれ波にもまれながら人生を過ごしていく。

それぞれの波はもちろん家族それぞれに影響するのだけれども。

一つ一つの選択なんてあっているか間違っているか分かるはずはないし、人生はそういうものでなく、積極的に自分を見つけていくものなんだと、この映画を見ながら思った。

子どものうちは家族の波をただ受けるしかないけれど、おとなになるということは、自分で波を起こしていくことも多くなるということなんだなあと。

余談だけど、母親役はメディアムという米国ドラマのヒロイン役だった方。
同時期に年月かけて映画を撮っていたんだなあと、そこも面白かった。

アバウト タイム


イギリス映画。

その家系の男性は過去にタイムトラベル出来ると、21歳になった朝に父親から告白される。

思いの外長い映画だったけれど、ストーリーは楽しかった。最後は常識の範疇に落ち着いて、生きていけばいいかという指針を匂わせる。

時間を大事にするってこういうことだよな、と改めて確認できる感じ。
ロマンチックな映画だった。

イギリス映画も、うまく書けないけれど、品の良さというか、見せないものは見せないというところが好き。
変な言い方になってしまった。

草原の椅子

2013年につくられた邦画。

邦画の、静かな展開と抑えた表現はとてもすきだ。
この映画は何も情報なく見たぶん、すっと心に入ってきた。

何も特別激しいシーンはないのだけれど、子どもの底知れない悲しみと、おとなたちのまよいや未来への怖さみたいなものが伝わってきて、なんかいい映画だったなあと思う。
激しい映画もいいけれど、観る人にイメージを創造させるようなこういうものも好き。

メインキャストも素敵だったけれど、小池栄子さんの異常な感じの登場人物も印象的だった。
的外れで、話がかみ合わなくて、本人はそれで正しいと思っている、そんな人。
なんだか、他人事ではなかった。そう思えるのも邦画の良さかもしれない。

2015年8月23日日曜日

今回は

時間もあって、24時間テレビを少し見てみました。

好きな人も嫌いな人もいらっしゃると思うけれど、私は実はどちらでもなくて。

ものすごく見たくない時もあるし、なんとなくつけておきたくなることもある、そんな中途半端な感じです。
実は私も10代の時にこの番組から電動車椅子をいただいています(その時はまだ私は電動車椅子を福祉でもらえませんでした)。

ところどころ観て、感じたのは、子供たち頑張っているなあ、素直に映っているなあ、純粋だなあ、ということでした。

番組を通して得たチャンスを、生かしているんだなあって。

多くの子供達が、この番組を通して注目されて、チャレンジする機会を楽しんでほしいなあと、思いました。

大人たちのいろんな想いは置いておいて。

私は番組を作ることはできないし、海に行ったり走る夢を叶えたりそんなこともできないから、
やっばりひとつの機会だよな、などと思ったのでした。


2015年8月22日土曜日

今朝の夢

変な夢だった。

手と足の緊張を緩和するために、関節の筋を切る手術を受けることになった。しばらくしたら縫い合わせるので支障がないという。よく考えると、きってしまったらしばらくトイレも行けなくなる。どうしようかなあと思いながら、介助の方と動物園に行った。
遠くから、今話題の芸人又吉さんがじっと私を見ている。見つめられながら、これは恋愛になるな、と思った。歳の差があるし、現実が現実だから、話題になるだろうな、でも又吉さんはきっと変わった人だろうから、私とはウマがあうだろうと。

ここで目が覚めた。朝から笑ってしまった。

2015年8月19日水曜日

トチノキの実

光が丘公園で、大学の時に知り合った友人と自然探索。

見つけたのは、タマゴテングタケノモドキらしききのこの群生と、トチノキの実。いずれも初めてみました。
栗に似ているトチノキの実は、なかなか固い代物で、靴で踏んづけても割れることがありませんでした。でも中身は栗に似ていてでんぷん質が多く食べられるそうです。
落ちていた実を一つ持ってきたけれど、食べるつもりはありません。

タマゴテングタケノモドキは、ちなみに毒性菌があるそうです。wab辞書では「ひだがピンク」と書いてありましたが、ピンクではなかった気がします。もしかしたら違うかなあ。

かさは直径15cmぐらい。全体は白色で、かさの表に黒っぽい斑点のようなものがありました。
いずれも、食べられないだろうと思いました。

ミンミンゼミの啼く姿をじかにみました。お腹をくちゅくちゅさせているところが感動でした。

トチノキは栃木の県木だそうですね。栃木にはたくさん植えてあるのかしら。

気になったのはイチョウの木。真夏なのに若葉のように黄緑の葉をしたイチョウが何本もありました。あれはそういう種類なのかしら。植物博士に話を伺いたいです(^ ^)

虫や植物の話ができるのは、なんかとても幸せでした。


父と暮らせば

井上ひさし原作のこの映画を、初めて見ました。
題名はこんな意味だったかと、映画を見てわかりました。

原爆投下後、どのぐらいの方々がこの苦しみを味わったのだろう、自分が悪くないないのに、どれほどの罪悪感に苛まれたのだろうと思うと、胸がとても痛くなりました。

そしてここに出てくるお父さんのように、家族の幸せを案じた方がどれほどいらっしゃったのだろうと、思いを馳せました。

起こしてしまった戦争は、消すことができないもの。忘れることのない事実なんだと、改めて思ったのでした。

2015年8月16日日曜日

小さなおうち

2014年に公開された邦画。今朝huluで観てみました。

なんというか、戦時中の人の生き方も多種多様だったのだと、一辺倒でくくってはいけないと、この映画の表現する「波」を感じながら思いました。

ネットで観ているので、途中で休憩してまた違う時に後半を観ようと、つまり少しつまんであとで続きを観ようと考えていたのに、やめられずに一気に見ててしまいました。刺激的なシーンが少なく、人の心のうちを静かに描いていくものだったので、私の性にあったのかも知れません。

戦争は、普通に(人間臭く)暮らしている人に忍び寄り侵食していくものなんだと思いました。

新しい家での暮らし

 しばらくぶりの更新です。 9年間住ませていただいた古い家と別れて、春から新しい家での生活が始まりました。 小さな一軒家。築50数年だそうですが、全リフォームしてある家です。 南側には大きなひさしがあり、玄関からは出入りできませんが、キッチン側の大きな窓が地面から低い位置にたまた...